平成17年 4月22日(金):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○更新情報です。 その他の知的財産研究会判例レジュメにカルティエの時計模倣排除請求1~4の4コンテンツを加えました。 S弁護士作成によるもので詳細に記載していただきました。現時点ではテキストデータを貼り付けただけですので、徐々に見出を太文字にするなど視覚的に読みやすくしていきたいと思っております。 ○有名ブランドのカルチェの時計を模倣したデザインの時計をカルチェ製時計の10分の1位の値段で販売した会社に対し、カルチェ側でカルチェ製時計の形態がカルチェ商品等表示として需要者の間に広く認識されているところ、偽カルチェ時計の形態はこれと類似し,混同のおそれがある等と主張し、偽カルチェ製品の製造,販売等の差止及び廃棄を求め、全面勝訴した事例です。 ○有名ブランドの偽造商品製造販売は後をたたないようですが、いっそのことカルチェ時計をそっくり真似た時計を作って、商品名を「似非」カルチェとして表示して販売したらどうかと思いましたが、これも結局は「カルチェ」ブランドを利用したただ乗り商法であり許されないようです。 ○全国から1000人以上の弁護士が集まって弁護士知財ネットが立ち上がり、私も知財仲裁センター委員になっている行きがかり上やむを得ず、理事にまでなってしまいました。しかし、なかなか知財法の勉強にまで手が回らず、実力の方はサッパリです。 ○著作権法だけは、興味があり、レポートを担当し、少しばかり教科書を読んでいたところ、宮城県内の情報科担当高校教諭の集まりで著作権の話をすることになりました。趣旨は、著作権について、その現状やそれに関わる係争の実例に触れ、あわせて教育現場における諸注意等について認識を深め、情報科学習指導の一助とするとあります。 ○著作権初学者の私が講演料を頂いて話をするのはまるで詐欺みたいなものですが、受講者から「詐欺だ、席料を返せ!」と言われないよう、期日までに勉強に励みたいと思っているところです。 ○高校の科目に「情報科」が出来たと言うことも初めて知りましたが、その趣旨は①情報活用の実践力を高める、②情報の科学的理解を深める、③情報社会に参画する姿勢を作ると言うことだそうです。 「情報活用の実践力を高める」なんてのは正に私の大好きな「桐」にピッタリのもので、情報科に「桐講座」と入れるべきと思った次第です。 以上:958文字
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