平成19年10月28日(日):初稿 |
○「平成19年夏季安比テニス合宿1日目」に記載しましたが、ここ数ヶ月、ギター練習意欲が出てきて、この9,10月は一日平均30分以上はギターに触っています。自宅には松永仁一郎氏作手工クラシックギター、事務所には松岡良治氏作フラメンコギターM-150Fを置き、手の空いたときに練習しています。 ○ここ1ヶ月最も重点的に練習している曲は、表題の「アルハンブラの想い出」です。これまで「思い出」と表記していましたが、ネット検索では「想い出」の方が多いのでこちらにします。この曲は、中学3年の時、舟山幸一氏演奏ソノシートを購入しその流れるようなトレモロに感激し何とか自分も弾けるようになりたいと熱望しました。 ○当時、テキストとして使用していた東京音楽アカデミー・ギター科テキストソノシートでの小原安正氏の「トレモロを流れるように弾くには先ずアルペジオ(分散和音)が機関銃のように速く弾けるようになることです」との言葉を聞き、学校から帰るとすぐにギターを取り出し、何時間も懸命にアルペジオの練習に励んだものでした。 ○そして中学卒業時にはアルハンブラの思い出を暗譜して何とか音をなぞることが出来るようになり、気仙沼高校2年生秋の文化祭の時、体育館ステージを初舞台としてアルハンブラの想い出を独奏しました。緊張して汗だくになっての演奏でしたが、練習時よりはずっと出来が悪くガッカリし、この曲は意外に奥が深く難しいと実感したことを覚えています。 ○その後、何度か舞台でギター演奏をしたことはありますが、アルハンブラの想い出は高校2年秋の演奏の失敗にで懲りて、舞台では演奏しなくなりました。相当シッカリ弾き込まないと人前では弾けないと思ったからです。大学に入りパコ・デ・ルシアに魅せられ、フラメンコギターに熱中するようになってからはアルハンブラの想い出は余り弾かなくなり、ここ10数年はギター自体を弾かなくなったため、殆ど弾けなくなっていました。 ○それがここ1ヶ月重点的に練習し、何とか全編暗譜し楽譜を見なくても弾けるようになり、a(薬指)、m(中指)、i(人差し指)と続くトレモロの流れも、最も熱心に練習していた時期の7割程度に回復し、しばらくアルハンブラの想い出を重点的に練習していくつもりです。この曲はトレモロ練習曲とも言われ、指の運動に良いからです。 ○ここ数週間填っているのは、TubePlayerでのアルハンブラ関係YouTube&ニコニコ動画探しです。「アルハンブラの想い出」で検索すると3曲しか出てきませんが、「Recuerdos de la Alhambra」で検索すると100曲も出てきます。残念ながらアンドレス・セゴビアの演奏は見つかりませんでしたが、今をときめく村治佳織氏始め素晴らしい演奏が数多くあり、内10曲ほどダウンロードして聞き入っています。 以上:1,167文字
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