平成26年10月27日(月):初稿 |
○「日本語データベースソフト桐が12年ぶりにバージョンアップ桐10発売2」の続きです。 平成26年10月17日発売に1週間遅れた24日に桐10プレミアムクラブ版6個が届きました。早速、インストール使用かと思いましたが、既に体験版をインストールして、色々、試用している桐師匠【多遊】さんのご意見を伺い、先延ばしにしました。 ○桐10体験版利用の感想は、【多遊】さんのHP「桐質問のほか掲示板」に「桐10(体験版利用) 」から始まって、全国桐名人の方々の感想・ご意見が相当数積み重ねられています。高度な話が飛び交ってなかなか理解できない記事が多いのですが、桐10情報を集めるには、現時点で最高のデータベースです。 ○当事務所の法律事務処理は、メール処理を除くと99%データベースソフト桐で行っており、ワード、一太郎等日本語ワープロソフトを使用することは殆どありません。事務処理で主に使うファイルを入れている「事務」と言うフォルダには、5000を超える桐関連ファイルが入っています。全て桐9以下のファイルで、桐10で使うためには、この5000の桐関連ファイルを桐10ファイルに変換しなければなりません。現在、【多遊】さんに、一部データで変換テストをして貰っていますが、大変な作業になります。 ○管理工学研究所HP「桐10移行ガイド(桐9からの移行に関して)」に説明があり、以下、備忘録です。 ・桐ver8以前のファイルは桐10で扱うことができない。桐ver8以前のファイルは桐9で桐9形式に変換してから、桐コンバータで桐10形式に変換。 ・桐10では桐9のファイルはそのまま開くこともできるが、その都度変換処理が発生してオープン・クローズに時間がかかる他、以下の制限あり 表のファイルサイズは510MB、レコード長は4000文字のまま 桐9の表は共有できず、つねに専有 桐9形式のファイルを新規作成または再定義できない [編集前に戻す]と[上書き保存]は使用できない ・桐10から、ファイルの拡張子の末尾が「x」に変わる 表 .tbl .tbx 結合表 .viw .vix 外部データベース定義 .xvw .xvx フォーム .wfm .wfx レポート .rpt .rpx 一括処理 .cmd .cmx イベント処理 .kev .kex K3フォーマットファイル .k3 .k3x 変数ファイル .var .vax ・桐9のファイルは桐コンバータを使用して桐10形式に変換することで、すべての機能が使用できるようになる ・桐コンバータではファイルの拡張子を桐10形式に変換するが、定義に含まれる処理条件や計算式、表引き条件の拡張子までは変更しない 以上:1,109文字
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