平成16年12月16日(木):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○昨日も夕方から桐による個人再生申立事件関係ファイル作りに励みました。 既に個人再生事件数十件をこなしているS事務所のSさんに来て頂き、色々実務上の意見を聞きながら個人再生申立事件に必要なファイルについてほぼ確認できました。 ○私の事務所では個人破産申立事件は多い年で年間100件前後受任して来ました。個人破産申立事件必要書式は、桐ファイルが整備され、依頼者との打ち合わせ、書類作り、裁判所との応対等殆どの作業を事務局員が行ってくれ、私の仕事は最終的なチェック作業になっています。このチェック作業が重要ですが。 ○これに対し個人再生事件は取り扱わず他の弁護士を紹介してきました。しかし最近個人再生申立の相談が多くなったこと又個人再生申立ベテランのS事務員さんの話等から今年から個人再生申立事件も取り扱うことにして数件受任しております。 ○個人再生申立事件の書式ファイルは、表ものはエクセル、文章ものは一太郎が標準ファイルで配布されております。当事務所の文書作成は99%桐で、エクセルを全く実務使用していなかったこと、又桐による文書作りに慣れてしまうと一太郎による文書作りは実に煩瑣に感じることから個人再生申立事件の手間暇は個人破産申立事件に比較して数倍もあると感じてきました。 ○そこで現在個人再生申立事件書式ファイルの桐化作業を進めているところですが、この作業により改めて個人再生事件は書式だけでも個人破産申立事件より数倍の量があると感じています。 ○しかし実務は最終的には「慣れ」による熟達です。「慣れ」は多くの「実務体験」を経ることで勝ち取るもので、又多くの「実務体験」は積極的に取り組む姿勢で勝ち取るものです。私の場合、この積極的取組姿勢を作るためには桐化が必須であり、何とか今年中に書式を完備し、個人再生事件も積極的に取り扱う体制作りをしたいと思っております。 以上:773文字
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