平成16年 9月 2日(木):初稿 平成16年10月 2日(土):更新 |
私が最初にフラメンコギターの演奏を聴いたのは、おそらく、昭和40年、中学2年の時、当時毎週日曜日欠かさず見ていたNHKTV番組「歌のグランドショー」でのアントニオ古賀の演奏と思われます。 「歌のグランドショー」にはアントニオ古賀コーナーがあり、毎週、色々な曲を独自にアレンジしてギター独奏を演じていたが、右手を派手に動かして、フラメンコ風にガチャガチャかき鳴らす奏法を、頻繁に取り入れていました。当時、まだ単音で弾くのが精一杯だった私は、その奏法を見て、神業の如く素晴らしいと感嘆して聴いたものでした。 中学3年の時、ソノシートで聞いた日本フラメンコギター界草分け伊藤日出夫氏のグラナディーナスに感激し、少しずつフラメンコギターの練習もしてきたが、高校時代先輩の西城誠氏のフラメンコギターにも度肝を抜かれ、大学入学と同時に仙台在住フラメンコギタリスト相崎勝利氏の門を叩きました。 大学時代は3年7月までフラメンコギターに熱中し、毎日数時間の練習に励みましたが、それだけ熱中するきっかけは大学2年春に電力ホールで聞いたスペインの天才フラメンコギタリスト「パコ・デ・ルシア」の演奏でした。 パコの演奏で特に好きになったのは、純粋フラメンコではありませんが、モンティの「チャルダッシュ」と言う曲でした。 その超絶的な指捌きに憧れ、その後挑戦して、気仙沼市民会館で私自身が、後輩2名の伴奏で、パコと同じファーストギターを演奏しました。 パコに比べれば、全くのノロノロ運転ですが、指の運動には最適の曲で、これから再度挑戦してみようと思っています。 30歳の時の演奏ですが、ここに「チャルダッシュ」を掲載します。4.8Mもありますが、興味ある方はご鑑賞頂ければ幸いです。 ついでにフラメンコ独奏曲「ファルーカ」(2.8M)も掲載します。 以上:754文字
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