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”死ぬときに後悔すること25”紹介

平成21年 8月14日(金):初稿
○平成21年8月13日、事務所はお盆休みに入りましたが、私はエルソーラ仙台女性法律相談担当でアエル仙台ビルに詰め、午前10時から午後3時30分までの間に8人の女性から相談を受けました。この相談は2年に1回担当が回ってくるもので、平成17年以来3回目ですが、いつも悲惨な相談内容が多く、法の無力を感じて気が滅入ることが多いもので、今回も同様でした。

○何となく気が滅入った状態でアエル仙台ビル1階の丸善アエル店に向かったところ、壁に大きな書籍案内ポスターが貼ってあり、それが表記の「死ぬときに後悔すること25」で、1000人の死を見届けた終末期医療の専門家大津秀一氏が書いたとの、25の後悔事項が全て記載してありました。

○この25の「死ぬとき後悔すること」一つ一つを読んで、自分はどうだろうかと、しばし考え、どんな理由で後悔したのかを知りたくなり、この1000人の死を見届けた終末期医療の専門家大津秀一氏の著作を早速購入しました。「はじめに」に
人が後悔する内容は人類皆兄弟、だいたい決まっているのである。
 だったら、終末期に皆が必ず後悔すること、それを前もって紹介し、元気なうちからやっておけばよいのではないか、そのような思いから生まれたのがこの本である。

と執筆動機が記載されています。

単純な話だが、明日死ぬかも知れないと思って生きてきた人間は,後悔が少ない。明日死ぬかも知れないと思う人間は、限られた生の時間を精一杯生きようとする人間であり、一日一日に最善を尽くそうとする人間である。一期一会を思う人間である。
との記載が、「はじめに」の中で一番印象に残りました。

以下、25の「死ぬとき後悔すること」を紹介します。
●健康・医療編
1健康を大切にしなかったこと
2たばこを止めなかったこと
3生前の意思を表示しなかったこと
4治療の意味を見失ってしまったこと

●心理編
5自分のやりたいことをやらなかったこと
6夢をかなえられなかったこと
7悪事に手を染めたこと
8感情に振り回された一生を過ごしたこと
9他人優しくしなかったこと
10自分が一番と信じて疑わなかったこと

●社会・生活編
11遺産をどうするかを決めなかったこと
12自分の葬儀を考えなかったこと
13故郷に帰らなかったこと
14美味しいものを食べておかなかったこと
15仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16行きたい場所に旅行をしなかったこと

●人間編
17会いたい人に会っておかなかったこと
18記憶に残る恋愛をしなかったこと
19結婚をしなかったこと
20子供を育てなかったこと
21子供を結婚させなかったこと

●宗教・哲学編
22自分の生きた証を残さなかったこと
23生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24神仏の教えを知らなかったこと

●最終編
25愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと


以上:1,157文字

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