平成17年 5月17日(火):初稿 平成17年 5月18日(水):更新 |
○更新情報です。 「各種記録」に東北大学法科大学院生Mさんのロースクール日記「5月10日『GW明け』」を追加しました。 これによると新司法試験概要は以下の通りです。 新司法試験は現行の試験同様短答式と論文式の試験が行われ、短答式試験による足切りはなく、全員が両方の試験を受け、合否は両方の試験の成績を総合して判定される。 但し、短答式試験で合格に達していないと論文式の採点はして貰えず、短答式試験結果による論文試験「受験」の足切りはないが、論文「採点」の足切りがある。 短答式試験は ・公法系科目(憲法及び行政法に関する分野の科目) ・民事系科目(民法、商法及び民事訴訟法に関する分野の科目) ・刑事系科目(刑法及び刑事訴訟法に関する分野の科目) の3科目 論文式試験は ・公法系科目(憲法及び行政法に関する分野の科目) ・民事系科目(民法、商法及び民事訴訟法に関する分野の科目) ・刑事系科目(刑法及び刑事訴訟法に関する分野の科目) ・選択科目(専門的な法律の分野に関する科目として法務省例で定める科目のうち受験者のあらかじめ選択する1科目) の4科目について行われ、 選択科目の種類は 知的財産法、労働法、倒産法、経済法、租税法、国際関係法(公法系)、国際関係法(私法系)、環境法である。 ○現行司法試験に比べると試験科目の量が多いようです。これだけの量の法律学を、法学部以外の卒業生が僅か3年の勉強で身につける事が出来るのだろうかと疑問に感じました。 以上:612文字
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