平成17年 3月11日(金):初稿 平成17年 5月15日(日):更新 |
○本日はサンフランシスコ視察最終日で午前中の裁判所視察で、サービス精神に溢れ素晴らしいの一言の女性裁判官に出会えて最高の感激を味わいました。純粋日本男子を自認する私がどうやらアメリカかぶれになって帰りそうです(^^;)。 ○先ず法廷の聴覚障害者用設備に感激しました。裁判官も証人も代理人もマイクをシッカリ使用して難聴の私にも聞き取れる様にハッキリ話していました。肝心の意味不明ですが(^^;)。更に感激したのはワイヤレスヘッドホンがついて傍聴席のお爺さんが利用しながら傍聴していたことです。難聴の私は法廷のワイヤレスヘッドホンシステムを切望しながら、夢の又夢と諦めていたもので、このシステムを目の当たりにして大大感激でした。 ○休廷になったら女性裁判官が壇上から降りてきて大きな声で我々に愛嬌を振りまきます。裁判官に上記の様な補聴システムはいつからあるのかと聞くと建物が建ったときからとのことで驚きました。又原告被告席の脇に水サービスがあり、傍聴席にはなんとコーヒー紅茶にパンやクッキーが置いてあり、傍聴人は自由に飲み食いが出来ます。法廷の周りも花や調度品が飾ってあり、日本の法廷とは全く雰囲気が異なります。 ○このようにサービス精神溢れる法廷になるのは法廷を主催する裁判官が民選だからと思われます。裁判官は最初は選挙か申請による知事の任命ですが6年の任期後の再選は必ず選挙で選ばれるそうで、6年後の選挙を考えると裁判官は威張ってばかり居られません。サービス精神も必要になります。裁判官は民が選ぶべきと痛感した次第です。 ○鈴木淳司弁護士の話では補聴システムの充実は陪審制度が元になっているとのことです。陪審員の中には高齢の難聴者も居て難聴の陪審員でも良く聞こえる様に補聴システムの充実が図られたようです。TV利用証人尋問では聴覚障害者のために字幕まで出ると言うことで更に驚きでした。 サンフランシスコ裁判所の前での記念撮影です。 ○午後は法律事務所2カ所を訪問。いずれも所属弁護士数5~60人の事務所。日本の感覚だと大規模事務所ですが、現地では中規模事務所とのこと。2カ所共説明に当たった弁護士が自信に溢れているのが印象的でした。詳しくは後日HPにアップします。 ○夜は待ちに待ったカニ料理。カニ大好物人間の私には感激の味でした。 皆さん、夢中になって食べている写真です。 ○カニ料理を堪能した後は、これ又お待ちかねの夜の金門橋探索です。金門橋から続くサンフランシスコ町並みの夜景は絶品でした。是非家族や事務員達にも見せたいものと念願しました。 金門橋の夜景で私のデジカメ写真にはうまく写ったのがないので、鈴木淳司弁護士の写真を借ります。 ○この視察旅行中、サンフランシスコの鈴木淳司弁護士には最後の最後まで大変なお世話になりました。早速、旅行中のスライド写真まで作って頂きました。その旺盛なサービス精神には感嘆するばかりです。 この場を借りて改めて心より感謝申し上げます。 以上:1,217文字
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