平成22年 9月23日(木):初稿 |
○「RU平成22年9月例会-老後に向かって脳を鍛える1」を続けます。 平成22年9月21日、RU(ライジングアップ)9月例会として開催された東北文化学園大学医療福祉学部保健福祉学科准教授Aさんの「アルツハイマーを主とした認知症の医学的理解」の講義では、パワーポイントによるレジュメを利用し、アルツハイマー病の原因、病態等を判りやすく説明して頂きました。写真で示された通常の脳とアルツハイマー病に犯された脳の違いには慄然としました。父の亡くなる直前に担当医師から父の脳のMRI写真を見せられ、「脳がスカスカの状態」だと説明されましたが、生の脳の写真は,遙かに迫力があります。 ○認知症状の構造は、記憶障害・見当識障害を初めとする中核症状と猜疑心・妄想を初めとする周辺症状の二層に分かれるとのことで、最近、若年性痴呆症が進んだと弁解する事態が多くなり不安になってきました(^^;)。いったん認知症にかかると種々の薬物療法・非薬物療法があるが、いずれも根治療法はなく,予防が重要であることを再認識しました。 ○そこで、その予防法についてAさんの講義に引き続き、同大学科学技術学部知能情報システム学科教授Bさんの「認知症の予防」と言う表題での講義をして頂きました。「認知症の予防」は、学者としてのAさんの専門領域ではないとのことで、今回の講義のため以下の文献を購入し参考にしたそうです。 ・認知症にならないための決定的予防法-アルツハイマー病はなぜ増えつづけるのか ・不老脳?40代からの脳アンチエイジング ・知っておきたい認知症の基本 ・人は「感情」から老化する?前頭葉の若さを保つ習慣術 ・成熟脳?発達脳科学の世界的牽引が語る、究極の脳アンチエイジング ・ボケない「いきいき脳」を取り戻せ ・いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣 ○上記参考文献の中で決定的に役立ったのは「認知症にならないための決定的予防法-アルツハイマー病はなぜ増えつづけるのか」とのことで、この書籍の内容紹介の形式で講義して頂きました。目次は以下の通りです。 第1部 アルツハイマー病を理解する 結構、高価で分厚い本ですが、くどくどした重複表現が多く、また記述の分類整理が不十分で記述順序がバラバラであり、内容的にはAさんが記述するとすれば3分の1から5分の1に短縮できるとのことです。 ○この書籍のキーワードをレジュメに記載されてましたが、私が印象に残ったものを列挙します。 ・アルツハイマーへの道は子供時代に始まる ・アルツハイマーになりやすい職業:医師、弁護士、警察官 ・アルツハイマーは70%の患者では予防でき、遺伝的要素のある人でも10~15年は発病を遅らせられる ・アルツハイマー患者共通ライフスタイルは、①睡眠不足、②予測不能ストレス継続、③座りがちライフ ・予防食物としての黄金の12品目 ・予防法としての歩行、筋力強化、ストレッチ 以上:1,344文字
|