平成29年 9月30日(土):初稿 |
○「突然のサーバー不調にてんてこ舞い-PCを普通に使える有り難み痛感2」を続けます。 ネットワークドライブを認識できなくなったことで、それまでサーバーに置いてあった共有の桐ファイルが読めなくなり、やむを得ず、私の使用するクライアントPCにバックアップしていた桐ファイルを置いてあるフォルダを共有フォルダと設定して、他の事務員達が使用するクライアントPCとの共有使用を試みました。 ○そのためには私の使用するクライアントPCの特定フォルダに共有として使用するとの設定をして、他のクライアントPCからネットワークで私のクライアントPC名を選んで選択し、その特定フォルダの桐ファイルを共有形式で開いて使用します。私の使用するクライアントPC名は、コントロールパネルのシステムの「コンピューターの基本的な情報の表示」にコンピュータ名、ドメイン及びワークグループの設定という箇所に記載されており、「win8-1PC04」でした。 ○他のクライアントPCから共有設定をした私のクライアントPCの特定フォルダ内にある桐ファイルを共有使用を試みましたが、「共有管理情報フォルダの不一致または異なるバージョンの桐の共存の可能性があります」等の表示が出て、使用できません。桐ファイルを共有使用するためには様々な約束事があることを失念していました。先ず桐使用の環境設定が必要で、メニューの「ツール」→「環境設定」→「フォルダタブ」→「ファイルの場所」設定→「高度な設定」→「ネットワーク使用」チェック→「共有管理情報ファイルの場所」設定等を全て書き換えなければなりません。 ○さらにこれだけでも足りず表引き対象表をその使用するファイルのあるフォルダに先に開いておかなければなりません。これらの作業は、全てネットワークサーバー上での特定フォルダを前提に、それをパスとして記述したフォーム等で開いていましたので、これらも全部書き換えなければなりません。 ○以上の操作を共有使用する各クライアントPC全部でやり直さなければならず、これが面倒で、9月28日は、結局、私のクライアントPC特定フォルダの桐ファイルを共有使用することを諦めざるを得ませんでした。9月29日午前中にSE氏の尽力で、ネットワークドライブが回復し認識できるようになったので、早速、従前通りの使用を試みたら、再度、「共有管理情報フォルダの不一致または異なるバージョンの桐の共存の可能性があります」と表示が出ます。その原因は、各クライアントPCの桐の環境設定を中途半端に書き換えそのままにしておいたためで、それを従前に戻して、ようやく、従前通りの桐ファイル共有使用が可能になりました。 ○以下、「突然の桐V10システム突然の不調とその改善の経緯4-桐ヘルプから2」の重要点備忘録です。 ネットワーク環境の設定 表と結合表をネットワーク上で共有するには、あらかじめつぎの設定を行なっておく必要があります。 桐は利用者の作業状態を管理するために、共有管理情報ファイルを自動的に作成します。同じ表を共有するすべての利用者は、同じ場所の共有管理情報ファイルも共有できるようにしておかなければいけません。 表引き表の共有 表引き表をほかのユーザと共有する場合は、表定義の[項目属性]の表引き条件で[共有→参照の順に開く]をONにしておくか、あらかじめ表引き表を共有更新モードまたは共有参照モードで開いておいてから、参照する表を開きます。 ・表を他のユーザと共有する場合は、共有管理情報ファイルの場所を設定しておく必要があります。共有管理情報ファイルの場所は、全ユーザが同じ場所を指定しなければいけません。 以上:1,499文字
|