平成28年12月10日(土):初稿 |
○久しぶりに桐の話題です。 平成28年11月26~30日の5日間沖縄事務所旅行から帰り、12月3日土曜日の夜、旅行に持参したノートPCに溜め込んだ1300枚8.5Gの写真記録を事務所サーバーに移動中、途中で事務所サーバー側からメモリ不足で移動できないとの表示が出て、いったん停止し、別のドライブに変えて移動しました。 ○12月4日から2泊3日の東京出張があり、12月5日月曜日定宿赤坂エクセル東急ホテルに居た私に事務所から事務所桐システムの動きが極端に遅くなったとの電話がありました。直ぐに当事務所SE氏に電話して対処して貰うように指示したところ、一部ドライブがメモリいっぱいになっておりメモリを拡張したとのことでした。 ○ところがその作業をしても桐システムの動きが極端に遅いとの症状が改善しないとのことで、私自身がTeamViewerで事務所サーバーに入って事務所桐システムを使用してみました。編集フォームの項目(セル)で、入力後確定(編集モードから表示モードにする)ボタンを押すと、それまでは殆ど瞬時に確定していたものが、時計で計測してみると、なんと、30数秒かかります。これでは編集に時間がかかりすぎて、到底、実務使用に耐えません。 ○12月6日夜事務所に戻り、色々使ってみると更に種々の症状が出ることが判明しました。当事務所桐システムは、文書作成編集印刷の殆どを桐ファイルで行うえるように作成し、サーバーPドライブに事務Nというフォルダを作成し、このフォルダに事務所で使用する大部分のデータファイル(TBXファイル)とその編集・印刷(FRM・RPTファイル)のためのフォーム(FRM・RPTファイル)を置き、そのフォームには、編集・印刷等の省力化のため様々コマンドボタンを貼り付け、プログラム(KEV・CMDファイル)を付加しています。 ○この桐システムは、DOS時代の平成6年から20年以上の歳月をかけて徐々に整備してきたもので、特に平成10年にDOD桐からWIN桐に切り替え、平成12年12月には日弁連コンピュータフェアに出展・発表して注目を得て、その後、平成12年に桐師匠【多遊】さんに出会ってからはその後指導の下、相当充実したものになり、自称日本一便利な法律事務処理システムを標榜してきました。 ○ところが、12月5日から、突然、入力確定が30秒以上もかかる異常事態となり、更に20年以上に渡って付け加えてきた各種コマンドボタンも基本的なものは使えても多少複雑にプログラムした機能は殆ど使えない状況となり、要するに実務使用に耐えられない症状を呈しました。極端に言うとこれまで数秒でできた文書が数分もかかり、更に、便利が機能が使えない状況です。 ○当事務所SE氏ともたびたび遣り取りしてその原因を探る努力をし、また桐師匠【多遊】さんにもネット経由で事務所システムに入って見て貰ったのですが、全く解決の糸口すら掴めない状況が12月9日金曜日まで続きました。 ○不思議なことは、その異常事態は、ファイル共有使用状態で発生しますが、専有使用状態にすると、全く正常に使えることです。さらに桐V10のみで発生し、まだ念のために残している桐V9システムは、共有使用でも全く正常に使えることです。しかし、桐V9システムは桐V10に切り替える以前の1年以上前のデータしかなく、また、桐V10で作成した最新ファイルは桐9では使えません。さらに共有使用(リレーショナル)前提でシステム化しているため専有使用では使い物になりません。 ○桐V10システム異常の対処にストレスが溜まる一方となり、12月9日金曜日早朝時点では、イライラが頂点に達し、当事務所SE氏にサーバー全体を物理フォーマットをかけて全部作り直して欲しいと、無茶で不合理な要請をするほどになりました。 以上:1,560文字
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