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桐法律事務処理システム改善作業着手宣言-訴状レポートの例紹介

平成28年 1月 9日(土):初稿
○レポートの無駄の一例を紹介します。
私が苦労して作成したレポートに訴状調停申立書作成用レポート(RPX)があります。苦労したのは、当事者が複数に及んだ場合も一レポートで作成する方法です。色々思案した結果、訴状申立書作成表(TBX)の他に当事者目録作成表(TBX)を作成し、当事者目録作成表のデータは、リンク項目を事件IDとする一覧表レポートとして、当事者欄に貼り付ける方法です。

以下のようになります。





○選択されているオブジェクトは、上図が原告の、下図が被告の表示箇所で、印刷対象表が当事者目録.TBXで、レポート形式は一覧表です。これによってレコードの増減に伴って表示範囲も増減します。

原告10数名、被告10数名の事件の訴状が、以下のように表示されます。





              (中略)



○この苦労して作成した訴状申立書作成用レポート(RPX)ですが、当初、代理人は私1人用として作成していました。ところが、その後、事件によっては、他の弁護士と共同で行う事件が出てきました。そこで、そのたびに当初の訴状調停申立書作成用レポート(RPX)をコピーして、代理人表示を変えて別の訴状調停申立書作成用レポート(RPX)として堆積してきました。代理人が異なる事件毎に別レポートをいちいち作成し、これが結構な数になってしまいました。訴状だけでなく、準備書面・通知書作成用等全てのレポートファイルを代理人が異なる毎にいちいち作成したため、最終的には膨大な数になってしまいました。

例えば次のような別ファイルになります。



○ハタと気がついたのですが、当事者目録表(TBX)と同様に、代理人目録表(TBX)を作成して、訴状調停申立書作成用レポート(RPX)のように印刷対象表が代理人目録.TBXで、レポート形式は一覧表として貼り付ければ、代理人が異なる毎に別レポートにする必要はなく、一レポートで間に合います。全てのレポートをこの方式に変えればレポート数は、これまでの数十分の1で済みます。しかし、この作業が大変です(^^;)。
以上:850文字

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