平成24年12月 6日(木):初稿 |
○「弁護士報酬規程-報酬見積作成システム失念に気付く」記載の通り、当事務所データベースソフト桐による事務処理システムは、必要なものは、ほぼまんべんなく作成していたつもりでしたが、報酬見積作成システムは作成されていませんでした。なぜ作成されていなかったかというと、需要がなく,必要性を感じていなかったからです。 ○勿論、お客様の相談を受けて、お客様が一番気がかりなことは、弁護士に依頼するとどのくらいお金がかかるかですので、相談においては日常的に弁護士費用の説明をしてきました。ところが、その説明を文書にして,見積書を出して下さいとの要請を受けたことは、32年の弁護士生活で数えるほどしかありませんでした。その理由は、当事務所は企業法務はあまり扱わないからと思われます。 ○しかし、「弁護士報酬規程-報酬見積作成システム失念に気付く」記載の通り、報酬契約書作成桐システム説明で、「更に必要に応じて次のような報酬見積書を作成・印刷して差し上げます。報酬説明フォームは、『事案の概要』、『処理方針』等の報酬見積書作成必要データも入力できるようになっております。」なんて言っておきながら,実際は存在していないのは、正に虚偽・誇大広告をしているようなものです。 ○そこで平成24年12月6日、午前3時起きで、2時間ほどかけて、報酬見積書作成システムをほぼ完成させました。報酬見積書作成段階では、事件依頼が確定しておらず、事件簿に付随して作成出来ないため、顧客相談簿に並行して作成しました。報酬見積書作成の概要は以下の通りです。 先ず交通事故で2ヶ月入院して1年ほど通院後、自賠責保険から後遺障害等級12級の認定が出て、加害者側保険会社から500万円の示談提案を受けている甲野五郎さんが当事務所に相談に訪れたとしてのダミーデータで説明します。 先ず顧客簿です。 次に相談記録簿に必要データを入力します。 次に今回作成した報酬見積書作成フォームに必要データを入力します。相談簿.tblに[事案まとめ]、[処理方針]、[着手金]、[印紙代]、[郵券代]、[報酬決定方針]、[報酬特記事項]の7個の項目を増やして、顧客相談簿をベースにしたメインサブフォームを作りました。 報酬見積書作成フォームに必要データを入力後は、報酬作成レポートを表示して印刷出来ます。 以上:958文字
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