平成23年10月 5日(水):初稿 |
○管理工学研究所HPの桐トップページで日本語データベースシステム桐が、 2011.09.29 「桐9-2012」の出荷を開始しました。 桐9シリーズは更新プログラムでバージョンアップできます。 とアナウンスされています。桐はエクセルに合わせて細かいバージョンアップが繰り返されており、桐の履歴に記載されています。当事務所で使用している桐は、桐9ー2009aですが、このバージョンアップがいつだったかは、記憶が曖昧です。 ○桐9ー2012仕様変更概要は、以下の通りです。 1.対応OS追加 ・Windows 7 (32ビット版/64ビット版) 但し、Windows 7 の64ビット環境で使用した場合でも、桐は32ビットアプリケーションとして動作し、64ビット版のODBCドライバは桐で使用することができないとのことです。 2.対応Excel追加 ・Microsoft Excel 2010 ・Microsoft Excel 2007 ・Microsoft Excel 2003 3.対応ネットワークサーバー追加 ・「Windows Server 2003」以上のWindowsサーバー ・Windows 7、Vista、XPのピアツーピアサーバー ※ 「Windows Server」には桐のデータファイルを保存し、「ファイルサーバー」として利用する等の説明がありますが、意味不明です(^^;)。当事務所では既に2008サーバーに桐ファイルデータを置いております。 4.「クロス・エクセル」が「クロス・エクセル ver.2」に変更 ・Excelファイルを表ファイルに変換する場合 「桐9-2012」では、各項目のデータ型を「データ行の先頭1行目から8行目までを評価」して決定します。 このため、9行目以降にそれまでとは違うデータ型の値がある場合は変換不能となり、データが抜けたり一部が欠けたりすることがあり、この場合は、変換の際にデータ行の先頭にダミーのデータ行を設け、「桐でどのようなデータ型で処理すべきかを明示する」などの工夫をしてください。 との説明ですが、却って面倒になったような気もします。 5.表の「共有オープン」設定が追加 表ファイルを直接開く際、「共有」で開けるようになりました(環境設定) とのことですが、これまでの「共有」設定したフォームで開いており、私にとっては余り意味がないようです。 6.テンプレート仕様変更 テンプレート機能を使用して表ファイルを作成した場合、「zipk3.tbl」の表引き設定はいたしません。 とのことですが、テンプレートを使用することはなく、私にとっては関係ありません。 ○以上見てくると、ハード、OS、エクセルの各環境変更に対応させただけで、桐自体の変更・発展は、殆どなさそうです。しかし、これから先、少なくとも私の現役時代は、使用継続が可能です。データベースソフト桐は、一覧表・レポートの印刷機能が、大変優れており、その表現力が最大の利点を思っております。私自身、その表現力を、十分には使いこなせてはおりませんが、折角のデータを説得力を持たせて使用するため、これからも生きている限り使用継続していきます。 以上:1,303文字
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