平成19年 8月24日(金):初稿 |
○「顧客簿の年賀、中元、暑中見舞、歳暮の記録」に記載したとおり、これまで顧客簿に年賀・中元等の授受記録を、[H4年賀]、[H4中元]、[H4暑中]、[H4歳暮]と言う各年毎の項目を作って、顧客簿.tblの中で管理していました。 ○桐の顧客簿は平成4年から利用し始めていましたので平成19年には、[H4年賀]、[H4中元]、[H4暑中]、[H4歳暮]の各年4項目が16年分で年賀等の管理のための項目だけで64項目になってしまいました。合理的なデータベース作成のコツは、項目数は可能な限り少なくして、ファイルを小分けし、各ファイルを連結(リレーショナル)して使うことです。この意味では年賀等履歴を項目を増やして顧客簿の中で管理するのは全く不合理なデータベースとなります。 ○そこで年賀等履歴だけを管理するファイルとして、[氏名1]、[顧客ID]、[年賀]、[中元]、[暑中]、[歳暮]、[備考]と言う7項目だけの年賀等履歴.tblを作成し、これをサブフォームとして顧客簿フォームに組み込む形にしました。以下サンプルデータです。 ○この年賀等履歴.tblに顧客簿に記録した[H4年賀]、[H4中元]、[H4暑中]、[H4歳暮]から始まる平成19年の[H19年賀]、[H19中元]、[H19暑中]、[H19歳暮]の60項目に渡るデータを読み込む作業に難儀していましたが、私のレベルでの力業で何とかやり遂げました。 ○それは先ず 変数宣言 固有,文字列{&H4年賀,&H5年賀,&H6年賀,&H7年賀,&H8年賀,&H9年賀,&H10年賀,&H11年賀,&H12年賀,&H13年賀,&H14年賀,&H15年賀,&H16年賀,&H17年賀,&H18年賀,&H19年賀} 変数宣言 固有,文字列{&H4中元,&H5中元,&H6中元,&H7中元,&H8中元,&H9中元,&H10中元,&H11中元,&H12中元,&H13中元,&H14中元,&H15中元,&H16中元,&H17中元,&H18中元,&H19中元}(以下、略) と各項目についての変数を作成し、 これを各レコード毎に絞り込んで &H4年賀=[H4年賀],&H5年賀=[H5年賀],&H6年賀=[H6年賀],&H7年賀=[H7年賀],&H8年賀=[H8年賀],&H9年賀=[H9年賀],&H10年賀=[H10年賀],&H11年賀=[H11年賀],&H12年賀=[H12年賀],&H13年賀=[H13年賀],&H14年賀=[H14年賀],&H15年賀=[H15年賀],&H16年賀=[H16年賀],&H17年賀=[H17年賀],&H18年賀=[H18年賀],&H19年賀=[H19年賀] と代入し、これを 編集表 "年賀等履歴.tbl" 行訂正 [西暦年]=1992,[年賀]=&H4年賀,[中元]=&H4中元,[暑中]=&H4暑中,[歳暮]=&H4歳暮 行追加 [西暦年]=1993,[年賀]=&H6年賀,[中元]=&H6中元,[暑中]=&H6暑中,[歳暮]=&H6歳暮 (中略) 行追加 [西暦年]=2007,[年賀]=&H19年賀,[中元]=&H19中元,[暑中]=&H19暑中,[歳暮]=&H19歳暮 として年賀等履歴.tblに読み込ませ、これを繰り返しコマンドで全レコードについて読み込ませる方法です。 ○しかしこの方法は正に初中級者の「力業」であり、桐師匠【多遊】さんからもっとスマートで合理的な上級者のやり方をご教示頂くことになりました。後日、ご説明します。 以上:1,440文字
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