平成19年 7月11日(水):初稿 |
○「メインサブフォーム中サブフォームのみの一発切替表示」で、事件期日経過一覧が出来るメインフォーム事件簿、サブフォーム業務日誌のメインサブフォームから、事件電話連絡一覧が出来るメインフォーム事件簿、サブフォーム電話連絡のメインサブフォームに、サブフォームのみの切替をサンプルデータで紹介しましたが、今回は実データで、その仕組みを説明します。 ○実際の事件期日経過一覧MS.wfm ○この事件期日経過一覧MS.wfmの一番下の列に 経過一覧として、「期日」、「電話連絡」、「裁判書面」………「債権回収」、「報酬回収」 等のコマンドボタンを配列しており、例えば「電話連絡」コマンドボタンをクリックするとその事件に関する電話連絡の一覧が出来、また、「報酬回収」コマンドボタンをクリックするとその事件の弁護士報酬の回収状況が一覧出来、以下のように表示されます。 電話連絡一覧MS.wfm 事件報酬回収一覧MS.wfm ○以上の切替は、見かけ上は、事件簿を編集対象表とするメインフォームは変わらず、期日経過では業務日誌を編集対象表とするサブフォーム、電話連絡では電話連絡簿を編集対象表とするサブフォーム、報酬回収では、報酬分割簿を編集対象表とするサブフォームだけが、切り替えられたように見えます。 ○メインサブフォームのサブフォームだけの切替は、実は大変難しくて、例えば桐名人の1人ONnoji(おんのじ)さんの「桐のイベント道場」の「変数によってサブフォームを変更する」には、サブフォームを変更する一例が、懇切丁寧に解説されていますが、桐の万年中級者(初級者)の私には、理解困難と言うより不可能です。 ○私が使用している上記サブフォームの切替は、実は、サブフォームだけの切替ではなく、メインサブフォーム全体を切り替えているのです。 その切替方法はコマンドボタンの機能名「フォームの選択」たった一行です。 ○上記3種のサブフォームの切替は実は、事件期日経過一覧MS.wfm、電話連絡一覧MS.wfm、事件報酬回収一覧MS.wfmと言う3つのフォーム全体を「フォームの選択」で切り替えており、サブフォームだけ切り替わったように見えるのは、メインフォームは、最初の一つを作っただけで、後は全てコピーして作成したので、見掛け上、全く同じなため、変わっていないように見えるだけです。 ○これは何とかサブフォームだけ切り替えできないか自分なりに考えている内にふとアイデアが浮かんでやってみたら、見事に決まり?、現在、この見かけ上のサブフォームだけを切り替えて各事件毎の期日や電話連絡を一覧できるシステム?は、当事務所では大変重宝している桐システムの一つになっています。 以上:1,104文字
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