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私のデータベース論1-簡単検索再利用実現に尽きる

平成18年11月29日(水):初稿
ご挨拶に記載したとおり、このHPは、「日本語データベースソフト桐によってデータベースの有り難み、便利さを垣間見た私の、WEB上での個人的データベース構築を目指」すものです。私は難しいデータベース理論は全く勉強したことはありませんが、私なりのデータベースとは、
 欲しいデータを簡単に探して再利用できる仕組み
に尽きます。

○データベース解説書によるとデータとは、数字、文字、画像等からなる単なる事実で、情報とは、ある人が必要としている知識であり、その情報を見たり知ることによってある人の判断や価値観を変化させるものと区別されています。私がこのHPで使用しているデータは、後者の情報という意味でのデータであり、これからもこの意味でデータを使用します。

○データベースとは、上記の通り、「欲しいデータの簡単検索・簡単再利用可能化」に尽きますが、私は、自分にとって重要なデータとしては自分の頭で考え自分の言葉で表現したものが一番と思っており、この意味で弁護士業務において過去に作成したデータは大変貴重なデータです。

○例えばこれらの過去のデータを一文書一ファイルにして事件種類のフォルダ(例えば「交通事故」)にアイウエオ順のフォルダを作り、「こ」のフォルダに依頼者名「甲野太郎」に関するファイルを置いておくことも「欲しいデータを簡単に探して再利用できる仕組み」としてのデータベースになります。

○実際、私は、データベースソフト桐を多用する以前の平成5年頃までは事件記録データをこのような形でデータベース化していました。しかしこの方式で欲しいデータを探すことはデータが増えることによって、到底、「簡単」とは言えなくなります。欲しいデータを探すの、OSの基本検索機能を使ったファイルを探しても、更にいちいちファイルを開いてその中身を見る作業が必要で煩瑣極まりなかったからです。

○平成4年からデータベースソフト桐を利用し始めて、当初は、顧客名簿やレーザーディスクカラオケ曲集等の単語データによる一覧表ものにばかり桐を利用していましたが、やがてスケジュール管理のための業務日誌、電話受付記録、郵便物受付記録、会計記録等次々に桐化し、私個人の日記等も桐化し文章ものデータも桐ファイルに入れるようになり、桐の絞り込みと検索機能の便利さを実感するようになりました。

○そこで文章ものデータとして催告書や案内書等各種連絡文書もそれまで一文書一ファイルで作成していたものを桐化したら便利になることを発見し、平成6年頃から連絡文書の一文書一ファイルから一文書一レコードの桐化が始まり、これが現在の99%桐化の第一歩となりました。
以上:1,088文字

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