平成18年 5月 6日(土):初稿 |
○平成18年5月5日更新情報で、「DOS時代、日本のデータベースの8割は桐と言われていたのが、残念ながらWIN95版開発に遅れて、データベースソフトはアクセスに取って代わられ、今や桐は全くのマイナーソフトに落ちて、ヨドバシ等パソコン量販店でも見かけない状況です。」と記載しました。 ○これに対し、桐名人のお一人のOさんから、 「いつまでも、マイナーだと言ってばかりいると、MS帝国の進駐軍のソフトが正義のように聞こえてしまいます。これでは、せっかく『桐』を使おうと思っても、周りの目を気にして行動に移せない人だってあるでしょう。いつまでMS帝国が全盛なのかは、誰にも判りませんよ。今までも、これからも、ビジネスソフトは栄枯盛衰を繰り返します。しかし、日本固有のビジネスソフトの価値もそれなりにありますよ。やはり、日本の文化も大切にしたいですね。」 と誠にごもっとも且つ貴重なご意見を頂きました。 ○私としてはマイナーを元のメジャーに復活させたくてマイナーを強調していますが、Oさんご指摘の通りマイナーの強調によって、折角使おうと思っていてもマイナーなら止めようかと尻込みする方も出てくるはずです。そこで敢えて「桐はマイナーなソフトではありません。」と表題をつけました。今更遅いと叱られそうですが(^^;)。 ○私は、桐は確かに普及率、ユーザー数を視る限りでは、エクセルやアクセスに比較してマイナーと思われますが、その能力とその能力に基づく価値は、エクセルやアクセスより遙かに優れていると確信しております。勿論、もうこれっ桐人間の私は、エクセルやアクセスは殆ど使ったことが無くエクセルやアクセスの愛好者で使いこなしている方からの、知らないで何を言うかとのお叱りは覚悟しております。 ○それでも桐、桐と騒いでHPまで桐で作り、桐大好き人間を自称して桐の普及に努める理由は一言で言うと、桐は叩けば響くソフトだからです。そして叩く人の桐使いレベルが例え低いものであっても熱意を持って取り組むと必ずその熱意に応えてくれるからです。 ○高度なプログラミング理論を知らずとも難しいイベントを作れなくても、その人のレベルなりにあれやこれや工夫を試みるとそれなりの目的を達成させてくれる能力を持った素晴らしいソフトであることが、私が桐に惹かれる一番の理由です。 ○能力の高さという意味で桐は決してマイナーなソフトではなく、この桐の素晴らしさを共に味わえる仲間が一人でも増えることが私の願いです。 以上:1,023文字
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