平成18年 4月 9日(日):初稿 |
○H18-04-07更新情報「桐HPBの基礎の基礎-テキスト書き出しから」で記載したとおり、義録のテキスト書き出しについて印字コマンドによって整形したテキストファイルにすることが出来ることを初めて知り、これが桐HPB作成のきっかけとなりました。 ○【多遊】さんにテキスト書き出しに加えてHTML書き出しのイベントも要請しましたが、この講義録のHTML書き出しイベントも印字コマンドを利用して作成していただきました。【多遊】さんに作っていただいた講義録のHTML書き出しは、印字コマンドを使用して、背景色や文字の配列等整理した私から見ると複雑なものでした。 ○HTML文書の一番簡単な基本形は次の通りです。 <HTML> <HEAD> <TITLE> △△△ </TITLE> </HEAD> <BODY> ○○○ </BODY> </HTML> これをブラウザで表示させると次に様に見えます。 ○そこで <HTML> のようなタグを最初から印字コマンドで書き込んでおいて、その中の所定箇所に桐データのテキストを流し込んで、拡張子をhtmとするテキストファイルを作ればhtmファイルを創ることが出来ます。 ○講義録のコマンドボタンHTMLに次のようなイベントを組み込んでおきます。これは私が理解できる程度に最もシンプル化したもので実際使用例は遙かに複雑です。 手続き定義開始 HTML() 変数 文字列{&HTMLファイル名} 変数 整数{&OK} 代入 &HTMLファイル名=[講演先]+".htm" 印字開始 &HTMLファイル名,終了状態=&OK 印字 "<HTML>" 印字 "<HEAD>" 印字 "<TITLE>"+[講演先]+"</TITLE>" 印字 "</HEAD>" 印字 "<BODY>" 印字 " 講演先 "+[講演先]+"<BR>" 印字 " 聴講者 "+[聴講者]+"<BR>" 印字 " 予定日 "+#日付([予定日],4)+" "+[開始時刻]+" ~ "+[終了時刻]+"<BR>" 印字 " テーマ "+[テーマ]+"<BR>" 印字 "<BR>" 印字 " 小見出し "+[小見出し]+"<BR>" 印字 " "+#文字置換([内容],#強制改行文字,"<br>") 印字 "<BR>" 印字 "</BODY>" 印字 "</HTML>" 印字終了 手続き定義終了 ○このコマンドボタンHTMLをクリックすると講義録についてブラウザでは次のように表示されるhtmファイルが出来、これが最も簡単な桐によるhtmlァイル作成方法です。確かにイベントで印字コマンドを記述するのが面倒そうですが、一回作れば後は、テキストデータを作っただけで、その後はクリック一つでhtmファイルが出来ますので大変な省力化が実現します。 以上:1,357文字
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