平成25年 4月 9日(火):初稿 |
○「ベンチプレス大会マスターズⅢ(60代)等の記録調査備忘録」を続けます。 「THE ZEN CLUB K&B GYMに入会-BP95㎏3回挙上に歓喜」に記載された平成25年3月9日、宮城県パワーリフティング協会理事長齋藤高史さんに口頭で平成25年5月5日開催宮城県ベンチプレス選手権大会参加申込を予約していましたが、「大感激!平成25年4月6日40年ぶりにベンチプレス100㎏挙上」記載の通り念願のベンチプレス100㎏挙上で気をよくして、平成25年4月8日、参加申込書面を送付して正式参加申込をしました。 ○というものの私自身は、競技としてのベンチプレスは全く経験がありません。ネットで正式競技としてのベンチプレスのやり方を簡明に解説しているサイトを探すと、ノーリミッツの写真入りベンチプレス解説ページが見つかりました。ベンチプレスについて「ウエイトトレーニングの種目のなかで最も人気種目といえば間違いなくベンチプレスでしょう。競技としての人気も随一で、ベンチプレス単独の試合も開催されています。年々レベルも向上しており、トップ選手は軽量級でも200kg以上の重量を上げる程です。 」と解説しています。 ○そして主な反則(上げても失敗になる)として ・押し上げの際、バーベルが傾く ・押し上げが2段モーションになる ・尻・足の裏・頭が浮く ・合図無視 の4つを挙げていますが、普段の練習ぶりを顧みると、苦しくなるとバーベルが傾き、両脚を踏ん張って尻を持ち上げ、途中で押し上げを一時止めて挙げるなど反則の殆どに当てはまりそうです。4月6日100㎏挙上も、胸に一瞬触れると直ぐに挙上し、両脚をを踏ん張って、尻を持ち上げ、正にやっとのやのじで挙上したもので、競技としては完全に失格です。 ○ノーリミッツの写真入りベンチプレス解説ページの模範サンプルを見ると綺麗なブリッジスタイルで胸とお腹が大きくしなりながら、それでもお尻はピッタリベンチについています。腰痛持ちの私は到底このような大きくしなるブリッジスタイルと取ることは不可能です。この4月13日(土)に川上利宏師匠と2回目となるTHE ZEN CLUB K&B GYMでの練習に行きますが、シッカリ、競技ベンチプレスのやり方を学んできます。 ノーリミッツの写真入りベンチプレス解説ページ 以下、日本パワーリフティング協会HP掲載競技ベンチプレスの解説です。 ★ベンチプレス(Bench Press) 1.ベンチ台はプラットフォームの上に置き、その前面はチーフリフリーの方を向いていること。 2.リフターは頭部、両肩、両臀部がフラット・ベンチの面に接触するよう仰臥しなければならない。バーは両手共に“サム・アランドグリップ”で握り、手掌面でバーを安全確実に保持しなければならない。両足は床面につけていること。試技中はこの姿勢を保っていなければならない。 3.リフターの服とベンチ台の色が似通うなど、レフリーが臀部の浮きを判定しにくいと思う時は、ベンチ台にカバーをつけても良い。 4.靴底を床面にしっかりとつける目的で、プレートや板等をプラットフォーム上に置いても良い。但し、プラットフォーム床面より高さ30㎝を超えてはならない。また、板等を使用する場合には、板の大きさは、縦横とも45㎝以内のものとする。(国内では一枚板を使用しても良い) 5.2人以上4人以内の補助員を置かねばならない。補助員がバーをラックから外すのを手伝うときは、リフターが腕を伸ばした状態までとする。 リフターはラックからバーを外す場合、両手両指でしっかり握っていなければならない。(補助員からそっくり受け取る式は不可)ラックからバーを外すのは補助員とする。但し、補助員の技術がリフターの使用重量に見合わない場合、陪審員の判断により、大会役員の中から特別に補助員として選出することができる。 6.バーの握り幅は、左右の人差し指間で最大81㎝とする。 7.バーをラックから外した後、リフターが肘を伸ばしてチーフレフリーの合図を待つ。リフターの動きが止まってバーが適当な位置になったときに合図が出される。 8.合図とは、手を振り降ろしながら「スタート」と言う動作である。 9.リフターは合図を聞いて、バーを胸の位置まで降ろし、バーを一旦静止させ、バーを押し上げる。リフターは肘を伸ばした状態までバーを押し上げ静止する。チーフレフリーは、リフターの肘が完全に伸びきり静止したのを確認して「ラック」と言う。 10.チーフレフリーは耳の聞こえないリフターには目の前で大きな動作で合図し、目の見えないリフターには大きな声で合図を送る。 ◎ベンチプレスにおける反則行為 ①レフリーの合図前に試技を開始したり、ラックにバーをもどすこと。 (スタートの前に誤ってバーを胸上や腹部に落とした場合も失敗) ②試技中に肩、臀部、足、手の位置が始めの位置からずれること。頭は必ずしもベンチ台につけなくてもよいが、選手は頭を浮かせないよう努力すべきである。 足(靴底)は靴の外側であれば浮いても構わないが、つま先や踵が浮いてはいけない。又、浮きの度合いは“90度まで可とする”という報告もあるが、実際、世界選手権大会などかなり厳しい判定をされることもあり、むしろ国内対応は45度(5㎝程か=実際90度の場合、つま先や踵は完全に浮いていることになる)くらいにする。 又、靴(足裏)の踏ん張った時の滑りは、縦、横共靴の半分程度までとする。とにかく、世界選手権大会では、どんな判定をされるか分からないので、靴も浮かないように、縦横の滑り(ずれ)もないよう十分注意すること。⇒日本選手には特に厳しい! ③バーを静止した後に、胸上ではずませたり、沈めたりさせながら挙上すること。 ④バーが傾くこと。但し、多少の傾きは反則とはならない。(極端な傾きは失敗とみなす。選手はバーが傾かないよう努力すべきである) ⑤挙上途中にバーが下がること。 ⑥挙上完了時、腕が完全に伸びきっていないとき。(左右バラバラにフィニッシュしてはいけない)フィニッシュがきちんと決まるよう挙上できるようにする。 ⑦試技開始、終了のレフリーの合図の間に補助員が選手の身体又はバーに触れること。この場合、レフリーがこれを意図的な行為でないと判断した場合、同重量でラウンドの最後に再試技をすることができる。 ⑧リフターの足がベンチ台やベンチ台の支柱に触れること。 ⑨試技中、わざとバーをスタンドに触れ試技を有利に導くこと。挙上途中でスタンドに触れ下がった場合も反則となる。 ⑩バーを握った指と指の間が81㎝のマーク以外にあること。但し、過去に怪我をしたり手術などで両手がバーの決められた範囲内で握ることが出来ない選手は、試技前に各レフリーにその旨を申告しなければならない。必要であれば、自分の握る位置を知らせておく。 ⑪リバースグリップは禁止する。 ⑫この反則行為の項目以前に書かれている一般的要求に対して応じなかった場合。 以上:2,846文字
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