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平成27年11月15日(日):初稿 |
○平成27年11月14日午前10時ころからフランス時間11月13日金曜日の夜発生したテロのニュースが飛び交い、ハラハラしながらその動向を注目していました。というのはおそらく事務所海外旅行としては最後となる11月16日午後1時45分羽田空港発JTB主催6泊8日間パリ・モンサンミッシェル旅行の実現が危うい状況となったからです。土曜日で休暇中のJTB担当職員と携帯電話で連絡を取り合っていましたが、14日夕方までに16日発JTBフランス旅行も中止と決定しました。ちと拍子抜け状態です。 ○当事務所では、事務所開設数年後から、事務員福利厚生の一環として同期など親しい4~5の弁護士事務所と合同での国内2~3泊程度の事務所旅行を秋に開催していました。しかし複数事務所の日程調整や行き先の調整が面倒で、複数合同での事務所旅行は数回で終わりました。その後、私の弁護士歴15年目の平成6年頃から2泊3日で春季スキー合宿・夏季テニス合宿が常態化し、事務所旅行は弁護士歴17年目の平成8年に事務所初の海外旅行として香港旅行を行い、その後、毎秋に平成9年長崎、平成10年箱根、平成11年宮崎(事務員のみ)、平成12年韓国、平成13年大阪USJ等、平成14年秋保、平成15年屋久島、平成16年岩手等欠かさず実施してきました。 ○本格的事務所海外旅行は平成17年ハワイから始まりましたが、この時からは事務所スタッフだけでなく桐師匠【多遊】さんを始めとする事務所を応援して頂いている方を招待しての旅行となり、平成18年ケアンズ、平成19年ラスベガス等、平成20年スペイン、平成21年イタリア、平成22年エジプト、平成23年中止、平成24年サンフランシスコ・ヨセミテ、平成25年中止、平成26年ベトナム・カンボジアと実施してきました。平成23年は東日本大震災のため、平成25年は目標売上達成が遅れ企画が間に合わないための中止でした。 ○事務所売上は、弁護士歴29年目(57歳)の平成20年まではほぼ右肩上がりでしたが、平成21年から下降に転じています。しかし、秋の海外事務所旅行は特に平成17年ハワイ旅行以来、事務員の大きな楽しみとなっており、なんとか平成27年までは実施したいと念願しています。当事務所常勤事務員は3名は、28年、24年、16年と皆長く勤務し、大いに貢献して貰っています。当事務所16年の3番目の事務員は、当事務所入所前18年の法律事務所事務員経験があり、当事務所と合わせると34年の大ベテラン事務員です。彼らは、いずれも新米弁護士よりは遙かに実務能力があり役に立ち、その希望を叶えることが私の事務所経営での目標の一つです。 ○私はこれまでフランスは二度行っていますが、「第16回業革シンポ海外視察旅行7日目-ルーブル美術館等」記載の通り、近いところでは平成21年6月6日にルーブル美術館を見学しました。美術館内の広場で一休みしていたとき、兵士数名が巡回警備をしている姿を見て驚きました。軍服姿で銃口をむき出しにした小銃を携帯していたからです。変なそぶりを見せたら忽ち銃口が火を噴いて吹き飛ばされるのではと、恐怖感を覚えました。日本の観光地では、自衛隊員が小銃携帯で警備するなど、到底、考えられません。日本とフランスの治安状況の違いを実感しました。 ○そのルーブル美術館もテロのため閉館状態とのことです。幸い日本では、今回のフランスようなテロ事件は起きていませんが、過去には地下鉄サリン事件の例もあり、テロが起きないとは限りません。テロが起きた場合、その被害を免れるかどうかは、神様のご加護があるかどうかに尽き、本人の努力ではどうにもなりません。テロの危険が高い場所には行かないことしかテロ被害を防ぐ手立てがなく、今回の中止決定には、ホッとしています。 以上:1,560文字
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