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平成24年 5月16日(水):初稿 |
○横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成24年5月16日発行第77号「人生がときめく片付け弁護士」をお届けします。 中身は、100万部のベストセラーとなった近藤真理恵さんの著作「人生がときめく片づけの魔法」の紹介と感想です。最後に弁護士の場合、書類や資料などいくらあったも満足できず、次から次へと集めてしまうが、どの書類に触ってもちっともときめかないと書かれていますが、全く同感です。それにしても、「人生がときめく片付け」なんて巧い表題をつけるものです。 ○私の場合も、必要と思って集めた文献が積ん読となって山のように重なっているところ、かといって、貧乏根性で捨てられず、自宅・事務所いずれも相当部分を積ん読の書籍が占めています。書籍に限らず各種ビデオテープ類、AV機材等積ん読が相当あります。これをどうやって整理する決断をするか、早速「人生がときめく片づけの魔法」を注文します。これも積ん読の一つになるかも知れませんが(^^;)。 ********************************************** 横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作 人生がときめく片付け弁護士 今回は、100万部のベストセラー、「人生がときめく片づけの魔法」です。著者の近藤真理恵さんは、5歳の時から「オレンジページ」などの生活情報誌を愛読していたという、変な、じゃなくて、大変な人です。中学生の時に、当時のベストセラー「捨てる技術」を読んで、片付けに開眼したんだそうです! 片付けの前提として、家の中に溢れている物を捨てる必要があります。しかし、いくら捨てても、次から次へと物が増えて行くのが通常です。私の場合も、いつの間にか本やマンガが溢れてきます。 何故こんなことになるのかと言いますと、「捨てる」方にフォーカスすることが間違っているからだそうです。いくら捨てても、自分の周りにあるものに満足できない限り、次々に新しいものを手に入れることになります。大切なのは、「何を捨てるか」ではなくて、「何を残すか」ということになるんですね。 著者によると、片付けというのは、自分の生活を見直すことだというのです。本当に好きなものに囲まれて生活するためのステップが片付けなんですね。そういう状態になれば、心も満足し、必要ない物を、次から次へと手に入れようなどとは思わなくなるんだそうです。確かにそうかもしれませんね。 そこで、自分にとって本当に大切なものかどうか、判断する必要がでてきます。この点をどうすればよいかと言いますと、物を手にとって、実際に触ってみることが重要なんだそうです。単に見ているだけでは分からないんですね。そして、触ったときに「ときめく」かどうかで、自分に必要なものかどうか判断するんだ そうです。 著者によると、こうして片付けに成功すると、人生自体が変わって来ます。著者の指導を受けて、片付けに成功した人達の感動の声が、沢山載っていました。 「部屋を片付けたら、営業の仕事が沢山取れるようにな」ったなんて感想があります。オカルトっぽいと思いましたが、私も事務所の机の上を片付けたんですね。そうしたら本当に、沢山の依頼が来たんです! 「夫婦の仲がなぜか良くなりました」などというコメントも有ったので、私も自宅の本やマンガを、段ボール30箱分も処分しました。「大菩薩峠」も「富士に立つ影」も「剣客商売」も、みんな処分しちゃったんですね。もっとも、それで夫婦仲が良くなったのかは、何とも言えませんけれど。。。。 もっとも恐ろしい声も有ります。「自分にとって何が必要で、何が必要でないかはっきりと分かるようになって、その結果、ダンナと別れ、スッキリしました」妻が片付けを始めると、ドキッとしちゃいます!何にしても、自分にとって本当に必要なものを見極め、不必要なものを片付けることは大切です。このことは、弁護士の仕事についても言えます。 弁護士の場合、書類や資料などいくらあっても満足できず、次から次へと集めてしまうんですね。 書類の山に埋もれて、一番大切なことを見落とさない為にも、しっかりと片付けをしていきたいと思ったのでした。(しかし、どの書類に触っても、ちっともときめかないんです。ううう。) ******************************************* ◇ 弁護士より一言 小学生の子供達に、「部屋を片付けて!」といくら言っても、全くやらないんですね。「散らかしたのは、私じゃなくてお姉ちゃんじゃん。なんで私が片付けるのよ!」なんて、口答えして来るのです。 「たとえ自分が散らかしたんじゃなくても、元気にハイ!といってすぐにやる。これだけ出来れば、社会に出てもきっとうまくいくんだよ。」なんてお説教するんですが、全く聞いちゃいないんです。 しかし、考えてみますと、私も子供のころ、似たようなことを言われていました。その頃の私も、「自分だけ何かするなんて損じゃん!」なんて思って、いくら言われても何もしなかったのです。 「この親にしてこの子あり」だなあと、妙に納得してしまったのでした。 引き続きコメントを楽しみにしております。 以上:2,150文字
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