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平成24年 2月29日(水):初稿 |
横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作 うちの事務所のことではありません。残念です。弁護士業のような、信用が大切な業種では、お客様としても、流行っているところにお願いしようということになるようです。流行っているから行列ができるのですが、逆に行列が出来ているので更に流行るということがあるんですね。 「行列は信用のあかし。人は、行列のできているところで買いたがる。」ということは、弁護士業だけではなくて、あらゆる商売でも真実のようです。 そこで、どうやって、行列を作るのかなんてことが問題になります。 一番簡単なのは、サクラを使って行列を作る方法です。このやり方は、法的に問題があるかと聞かれると、中々微妙な気がしますが、どちらにしても、インチキな感じがしますよね。 少し前に、マクドナルドで問題となったのを覚えている方も多いと思います。新商品の売り出しにあたって、モニターの人にお金を払って、行列に並んでもらったわけです。サクラを使って新商品が大人気であると演出したんですが、あとからそのことがばれて、大変な騒ぎになりました。 やはり、行列は合法的に作らないといけません。本を読んだり、実際、行列が出来ているお店を見てみると、色々と勉強になります。 私が私淑している斎藤一人先生によりますと、せっかくできた行列をなくすと、ツキの波動が逃げていくんだそうです。例えば、行列の出来るラーメン屋さんで、一気に店舗を拡張したりすると、かえってお客が入らなくなる。こういうときは、椅子席を一つか二つだけ増やすようにすれば、ツキが逃げずに済むんだそうです。 更に一歩進めて、行列が出来る仕組みを考えているところもあります。 ベヤ―ド・パパというシュークリーム屋さんは、少し前までは、よく行列が出来ていました。ここでは、パイだけ作っておいて、注文を受けてから、中にクリームを入れたり、外側に粉砂糖をふったりするんですね。「初めっから作っとけよ」と言いたくなりますが、こうすることで販売速度が遅くなりますので、自然に行列になるようです。 川崎の駅前にあるクリスピー・クリームドーナツも、いつも行列が出来ています。ここは、並んでいる人に、出来立てのドーナツを配ってくれます。それだけ貰うといなくなる人もいるようですが、マクドナルドみたいに、お金を払って行列を作るよりも、よっぽどスマートなやり方ですね。 それでは、法律事務所でどうやって行列を作るのか?以上の勉強の成果から、私にも方法が見えてきました。 まずは、依頼された事件の処理スピードを遅くします。次に、事務所に並んでくれた方には、ニュースレターを無料でお配りします。(いらんわ!)これで行列が出来ること間違いなしと思うのですが、どんなものでしょうか? ******************************************* ◇弁護士より一言 行列こそできませんが、少しずつ仕事も増えてきましたので、新しい弁護士に来てもらうことにしました。 藤井総(ふじいそう)弁護士で、まだ25歳の若さですが、既に弁護士として2年近く活動しております。これまでは大手の事務所で、企業関連の案件を多数手がけておりますので、顧問先の皆様にも、より充実したサービスを提供できるものと考えています。 このような優秀な若手弁護士は、大手の事務所に行くことがほとんどで、私のような一人でやっている事務所に来るようなことはありません。彼が私の事務所に加わった理由は、ひとえに私の人柄に感銘を受けたからだと思っております。 まだまだ未熟な所があると思いますが、顧問先の皆様には、おいおい挨拶させますので、宜しくお願い致します。 これからは、行列の出来る事務所を目指して参りますので、新しい仕事や顧客を、積極的にご紹介頂けると大変ありがたく思います。 また、励みになりますので、引き続きコメント等頂けると幸いです。 (2009年7月1日第8号) 以上:1,549文字
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