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黒塗り部分はスキャンにより判読可能になる-ホントでしょうか

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令和 5年 6月30日(金):初稿
○訴訟で書面を証拠に提出する場合、その書面の中に個人情報等でその訴訟には無関係で、他に知らせるべきではない情報が記載されている場合、その部分を黒マジックで塗りつぶして判読できないようにして提出します。なかには黒マジックで黒く塗っても文字が浮かんで判読できる場合もあり、その場合でもコピーするとコピーした書面の黒く塗った部分は、完全に見えなくなると思っていました。

○ところが、以下のGigaZINEでの「裁判で提出されたソニーの「黒塗り文書」の処理が甘かったせいで極秘情報がダダ漏れに、「Call of Duty」の収益やAAAタイトルの制作費が判明」との記事を見ると、「文書は重要な部分が黒塗りにされていましたが、スキャンすることでその一部を簡単に判読できるようになっていました。」とあります。

○スキャンすると黒塗り部分が判読できるようになるとは、ちと信じられませんが、今度、実験してみます。確かに事務局員は、完全に見えなくするためには白塗りの方が安全として、白い○○液をかけて見えなくしています。白塗りの方が安全かもしれません。

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裁判で提出されたソニーの「黒塗り文書」の処理が甘かったせいで極秘情報がダダ漏れに、「Call of Duty」の収益やAAAタイトルの制作費が判明
GigaZINE2023年06月29日 11時27分

MicrosoftによるActivision Blizzard買収をめぐって連邦取引委員会(FTC)が起こした裁判で、ソニーが提出した機密文書に行われるべきマスキング処理が不適切だったため、ゲーム事業に関する重要な機密情報が丸わかりになっていたことが、IT系ニュースサイト・The Vergeの報道により判明しました。

Sony’s confidential PlayStation secrets just spilled because of a Sharpie - The Verge
https://www.theverge.com/2023/6/28/23777298/sony-ftc-microsoft-confidential-documents-marker-pen-scanner-oops

問題の文書は、FTC対Microsoft裁判の一環として、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの社長兼CEOであるジム・ライアン氏が提出したもの。文書は重要な部分が黒塗りにされていましたが、スキャンすることでその一部を簡単に判読できるようになっていました。

以下は、裁判所が削除する前にジャーナリストらがダウンロードしたソニーの文書の一部です。拡大してよく見ると、黒塗り部分から数字がうっすらと浮かび上がります。



これにより、2022年2月にリリースされたHorizo​​n Forbidden Westには300人の従業員と5年で2億1200万ドル(約305億円)の開発費が費やされたことや、2020年6月にリリースされたThe Last of Us Part IIには200人の従業員と2億2000万ドル(約317億円)の開発費が投入されたことがわかりました。
(以下、省略)
以上:1,347文字

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