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平成17年 5月30日(月):初稿 |
○H17-4-29更新情報で10年も関係を続け、相当の金銭を渡し、手切れ金500万円も支払った愛人の恨みを買って、「せんせい」と言う暴露本まで出されたY元自民党幹事長の「お金の渡し方を探ってみたくなりました。」と記載しておりました。 ○その後、仙台市内の丸善、ジュンク堂、紀伊国屋、金港堂等有名書店を回りましたが全て売り切れで在庫品がありませんでした。以前は結構並んでいたように思いましたが、Y元幹事長復活をかけた衆議院補選の際に全国の自民党員に買い占め号令がかけられたのかも知れません。 ○そこで注文していたものが数日前にようやく届き一通り目を通しました。自民党所属議員の「せんせい」方には反面教師教科書として一人○冊購入して熟読するよう党議命令が出て、全国の書店から消えてしまったのではと思った次第です(^^;)。 ○一時は「この男性(ひと)のために生きてみたい、できるだけ、そばで尽くしたい」と慕われ、関係のたびに10万円単位のお金を渡し、更に手切れ金として500万円も出しているのに、何故異常性癖を週刊誌で暴露され、更に暴露本を出版されるまで怨まれたのか、この暴露本にはその過程が判りやすく説明され、人の気持ちが離れていく仕組みがよく判る人間学教科書になっています。 ○案の定、最後の500万円の手切れ金をY氏は「何でこんなにしてやらなければならないんだ」とでも言いたげな仏頂面で渡し、「そんなお金に対して、感謝の気持ちなど持てませんでした」と言われてました。正に札束で面を叩く渡し方でした。 「これまであんなに尽くしてくれたのに、たったこれだけしか渡せずホントに申し訳ない。」と言う気持ちを込め、態度に表して渡せば相手にも感謝の気持ちが出てくるはずでしたが。 ○結局、Y氏の失敗は相手の気持ちが読めなかったことに尽きます。 この点、田中角栄氏は全く違っていました。 ○「私の田中角栄日記」では、政治家としての自信溢れた顔、ゴルフでホールインワンした時の子供のような笑顔、「その全てを私は好きだった」と、 「熱情─田中角栄をとりこにした芸者」では、おとうさん(角栄氏)の布団にくるまって眠る夢を見て、「ああ、なんて安心した気持ちだったことでしょう」と と述べさせ、角栄氏は死後においても2人の女性の気持ちをシッカリと捉えて離しません。 この違いが何処から来るか、私なりにこれからも勉強を続けたいと思っております。 以上:991文字
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